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胡蝶蘭

朝靄と語り 夕立と歌う 健やかにただ咲いた 愛しい花よ

朝靄:靄は霧と“ほぼ”一緒。 広さが違うだけで、視界が良くない天気状況のことをいう。
夕立:夏の夕方によく見られる雨のこと、激しい俄か雨が降る。


静けさを愛し 偽りは知らず 喜びにただ満ちる つましい花よ

つましい:生活が質素なさま、派手でないさまのこと。


たなびく白い雲はあなたの腕 そよ吹く東風はあなたの調べ すべてがあなた

腕:ここでは「かいな」、読みは違えども意味は腕(うで)のこと。
東風:ここでは「ひがしかぜ」、ほかにも「とうふう」、「こち」とも読む。意味は時の通り「東から吹く風」のこと。


ああ わたしの形が亡びようと ああ あなたの心は咲きつづく 永遠に


木漏れ日とははしゃぎ 陽炎と睦む 麗らかにただ開く 優しい花よ

木漏れ日:森などの木立から太陽の光が射し込むこと。
はしゃぎ:嬉しがったり、興奮している様のこと。
陽炎:天気の良い日に地面から炎のような揺らめきが立ち上る現象。
睦む:仲良くすること、親しく付き合うこと。
麗らかに:空が晴れ渡り、のどかな様子、あるいはおっとりとしている様子。おそらく後半の意味、ゆっくりと花びらが開いている様。


微笑みを抱いて 疑いは持たず 清らかにただ眠る さかしい花よ

さかしい:漢字では「賢しい」 字の通り「賢い、利口」という意味。


流れる空の星はあなたの涙 たゆたう揚羽蝶はあなたの夢見 すべてがあなた

揚羽蝶:「あげはちょう」南極大陸を除く全ての大陸にいる蝶。また「鳳蝶」とも書く。


はためく青い木々はあなたの明日 羽ばたく巣立ち鳥はあなたの希望 生きとし生けるものはあなたの言葉 すべてがあなた

はためく:はたは擬音語で、意味はいくつかあって、鳴り響く、はたはたと動く、ゆらゆらと動くなどがある。木々が風に吹かれゆっくり動いている様を表していると思われます。


ああ わたしの体が消え去ろうと ああ あなたの言葉は生きつづく 永遠に 胡蝶蘭

胡蝶蘭:着生ランと呼ばれるものの一種。着生とは地面(土壌)に直接根を下ろさず、他の木の上や岩盤などに根を下ろす。花言葉は「幸福がやってくる、幸福が飛来してくる」 よくお店などの開店祝いや改装祝いでこれが贈られるのはそのため。

テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

泣げば山がらもっこ来る

この曲は、アルバム「踊る一寸法師」の「どだればち」と同じく、歌詞は全て青森県の方言、津軽弁で歌われています。



おらは山出し田舎者だ 字だって知らねじゃ だども話コしかせでやる 一つ聞いでけ

「おら(俺)は山(奥)からやってきた田舎者だ 字だって知らない(読めない) だけど、話はしてやる ひとつ聞いていけ」


山さカラスが帰るのだば おめも分がるべ 人も夜には寝ねばまいね 寝ねんでいれば

「山へカラスが帰るが お前も分かるだろ 人も夜になれば寝ないといけない 寝ないでいると」


山がらもっこ来るぞ 起ぎでばりいで 泣いでばしだば 逃げるがってもだめだ おめどそっくりの 顔したやづ来る

「山からもっこ(幽霊や妖怪といった怖いもののこと。どうやら蒙古(モンゴル)が語源らしい。)が来るぞ 起きてばっかりいると 泣いてばかりいても 逃げたとしてもダメだ お前とそっくりの 顔をした奴がやって来る」


やづの正体分がんねけど まんずおっかね 屋敷入られだどごろは皆 潰れでまたじゃ

「奴の正体は分からないけど やっぱりおっかないもんだ 屋敷に入られたところはどこも 家が潰れてしまった(一家が滅びた)」


いづもいいごどしてる家さは もっこは行がね 悪の薫りコ好ぎだんだべ おめもそんだのが

「いつも良いこと(行い)をしている家には もっこは行かない 悪の薫り(がするところ)が好きなのだろう お前のそうなのだろう」


人さ泥んこぶつけでみろ 手ハァ泥だらけ 人さ笑って喋ってみろ 笑みコ返るっきゃ

「人に泥をぶつけてみたら 手が泥だらけ(になるだろう) 人に笑顔で話しかけてみたら 笑みが返ってくるだろ」


おめのなすごど黙ってでも おめさ来るはんで そせば話コとっちぱれだ そろそろ寝ねば

「あなたのしたいことは黙っていても あなたはやって来たのだから そうならばこの話は終わりだ そろそろ寝ないと」


泣げば山がらもっこ来る 寝ねば山がらもっこ来る おめの顔したもっこ来る おめの振りしたもっこ来る

「泣けば山からもっこが来る 寝ないでいれば山からもっこが来る お前の顔したもっこが来る お前の恰好(あるいは仕草)をしたもっこが来る」

泣げば山がらもっこ来る 寝ねば山がらもっこ来る おめの顔したもっこ来る おめの振りしたもっこ来る 泣ぐな

「泣けば山からもっこが来る……泣くな」

テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

春の匂いは涅槃の薫り

当初、アルバム・見知らぬ世界の「涅槃桜」と関係があるかなと思ったのですが、どうやらあまりなさそうです。



春雷が僕を呼ぶよ 冬が過ぎ春は来やる 明け方に凍えるよに 苦しみは朝の徴

春雷:春に落ちる雷のこと。寒冷前線の上昇気流によって発生する界雷と呼ばれる雷の一種。
徴:「しるし」物事が起こる前兆、前触れのこと。


春雨が舞を舞うよ 大空の広い舞台 野や山を祝福して 僕たちは生まれ変わる

春雨:「はるさめ」、または「しゅんう」とも。春に降るしとしとと降る雨のこと。



晴れ上がった宙を飛ぶ のどやかなひばり 涙さえ誘うよな 懐かしい匂い

宙:「ちゅう」 果てしなく広がる大空のこと。
ひばり:漢字では「雲雀」 河原や草原、農耕地などでよく見かける鳥のこと。ちなみに人間椅子が番組でコピーしたキングクリムゾンの「太陽と戦慄 Part2」の原題は"Larks Tongues In Aspic Part2"というもので直訳すると「雲雀の舌のにこごり(ゼリー寄せ)」というもの。
匂い:古代ギリシアの哲学者アリストテレスは雨上がりの匂いを「虹の匂い」と呼んだそうですが、科学的にはゲオスミンと呼ばれる物質が雨によって土中から拡散することによるのだとか。


春の匂いは涅槃の薫り 夢の続きを運んで来るよ 愛の便りを届けに来るよ 嗚呼

涅槃:仏教用語。悟りと同義で、“ニルヴァーナ”の字義は「吹き消すこと」から、煩悩の火を吹き消した状態を表すという。


春風が唄歌うよ どこまでも希望乗せて 山彦もうっとりして 口ずさむ永遠のハーモニー

山彦:山や谷などで、発した声や音が返ってくる現象のこと。かつては山の神が声色を真似ていると考えられていた。



澄み渡った空よぎる 流れ星ひとつ 時間さえ止まるよな かぐわしい薫り

かぐわしい:漢字では「芳しい」「香しい」「馨しい」といくつもありますが、意味は同じで「香りがよい、こうばしい」というもの。


幽か 幽か 幽かに りゅうりゅう りゅうりゅうりゅうりゅう 春の声

幽かに:「かすかに」他にも「微か」という漢字をあてることも。意味は気をつけないとわからないような程度である様。
りゅうりゅう:何の言葉かわかりません。もしかしたら、シュトラウス2世が作曲したワルツ「春の声」からとっているのかもしれません。ただ、曲調は全然違うのであまり自信はありません。


刹那は永遠 そっと 静か 静か 静かに りゅうりゅう りゅうりゅうりゅうりゅう 春の声 春の唄

刹那:「せつな」 仏教からきた言葉で、ほんの一瞬のこと。

テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

ギラギラした世界

明るい曲調なのに、歌詞は割と世紀末感が漂っています。



第三次元の世界が そろそろ終わりに近づいたんだぜ

第三次元の世界:現在我々が住んでいる世界のこと。ちなみに一次元は点、二次元は線、三次元は立体のこと。時間のことも計算に入れると四次元に生きているともいえる。


DNAから聞こえる ぼちぼち体を脱ぎ捨てようかな

DNA:Deoxyribo Nucleic Acidの頭文字をとった略語。日本語に直すと「デオキシリボ核酸」で、地球にいるほとんどの生物、その遺伝には欠かせない物質。二重らせん構造をとっていて、アデニン、グアニン、チミン、シトシンの塩基から云々……というのを高校の生物で習いました(そして忘れた)。


ほら 醜いものや卑しいものが蒸発するよ そう 恐ろしいものが無くなっちまう ほら 争いごとや疚しいことが消滅するよ そう おぞましいことも飛んでっちまう

醜いものや卑しいもの:見苦しくて、品位に欠けるもののこと。
疚しいこと:「疾しい」とも。良心が痛むことや、後ろめたいこと。
おぞましい:漢字で書くと「悍ましい」、ソッとすること、いかにもイヤな感じがすること。


ギラギラしてる 来るべき世界

ギラギラ:強烈に輝く様子、鮮烈に光る様のこと。


mc^2の理論が とうとう馬脚を現わしたんだぜ

mc^2:物理学者のアインシュタインが発見した相対性理論を端的に表わした数式“E=mc^2”のこと。かつてはエーテルってものが光や電磁波を媒介していたと考えられていたのですが、それがアインシュタインによって否定されました。私自身、理系ではないので、よくわかりませんが、要は質量とエネルギーは別物と思われていたのですが、それが実は一緒のものだったという考えなんだそうです。
馬脚を現わしたんだぜ:隠れていたものが露わになること、暴露すること。


太古の珍獣怪獣 ぞろぞろ繰り出し常識蹴散らす

太古:ものすごく昔のこと。


ホモサピエンスの歴史が ようようフィナーレ告げ出したんだぜ bye bye

ホモサピエンス:人間、つまりヒトの学名。厳密には、現生人類(新人)の学名は「ホモサピエンス」ではなく「ホモサピエンス・サピエンス」と一個「サピエンス」が多い。「ホモ」はヒト、「サピエンス」は知恵のあるものという意味のラテン語なんだとか。
フィナーレ:イタリア語で「最後」という意味の言葉。音楽や演劇などでよく用いられる言葉。


シンクロニシティだらけで おろおろしててもすべてがばれるぜ

シンクロニシティ:「共時性」のこと。意味がある(ように思われる)偶然の出来事のこと。例えば、自分が怪我をしていたところを助けてくれた見ず知らずの他人が、数年後、今度は逆に怪我をしていて自分が助けてあげた、といった具合に偶然のようには思えないような偶然のこと。

テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

光へワッショイ

言葉自体は容易なのに、抽象的な内容で難解に仕上がっています。



君は日輪の眼を見たか はたと革命を待つ瞳 僕らが生まれてきたのは光になるため

日輪の眼:日輪とは太陽のこと。太陽の光が眼のように見える現象といえば、暈。英語ではHaloという。具体的にはこういうもの


だから遠くへ はるか遠くへ 飛ぶんだ


光へワッショイ 明日へワッショイ 未来へワッショイ 彼方へワッショイ 光へワッショイ 朝日へワッショイ 夜空へワッショイ 虚空へワッショイ ワッショイ

ワッショイ:祭りで、特に御輿を担ぐ際に使われる合い言葉で由来は「和を背負う」や「和上同慶」が転訛したというものから、ヘブライ語説まで諸説入り交じっています。
虚空:何もない空間。 仏教用語では、全ての物の存在する場所としての空間を意味する。


君は銀河の歌を聴いたか 永遠に生命讃えるメロディ 僕らに形があるのは力を貸すため

永遠に生命:ここでは「とわにいのち」と読む。


だから果てなく もっと果てなく 行くんだ


ワッショイ


君は大地の夢を知ってるか すべて黄金輝く世界 僕らに言葉があるのは 祝福するため

黄金:ここでは「こがね」と読む。


だから怖れず なにも怖れず 立つんだ

テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

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ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

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