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血塗られたひな祭り

「ちいさい秋みつけた」で有名なサトウハチローが作詞した「うれしいひなまつり」のパロディ曲。サトウハチローの曲が明るく楽しい曲調のに対し、こちらの曲は暗い曲調である。ちなみに「うれしいひなまつり」の歌詞は以下の通り。


灯りを点けましょ 雪洞に
お花をあげましょ 桃の花
五人囃子の 笛太鼓
今日は楽しい 雛祭り

お内裏様と お雛様
二人並んで 澄まし顔
お嫁にいらした 姉様に
よく似た官女の 白い顔

金の屏風に 映る灯を
微かに揺する 春の風
少し白酒 召されたか
赤いお顔の 右大臣

着物を着替えて 帯締めて
今日は私も 晴れ姿
春の弥生の この良き日
何より嬉しい 雛祭り




灯りつけましょ ぼんぼりに 呪われた火を 花をあげましょ 桃の花に 恨みを込めて お内裏さまの口は曲がり 冷たく笑い お姫さまの目は血走り ひきつり上がる

お内裏さま:「おだいりさま」 内裏とは宮中のことで、そこから宮中に住んでいる天皇のことを指すようになった。つまり、雛人形のモデルは天皇(=お内裏さま)と皇后(=お姫さま)である。


五人囃子の笛妖しく太鼓は乱れ 三人官女は不吉な予感に恐れおののく

五人囃子:「ごにんばやし」 能楽を奏でる楽団のこと。「太鼓」「大鼓」「小鼓」「笛」「謡」によって構成されている。
官女:良く見ると三人いる中で一人だけがお歯黒を付けているので、既婚者であることが分かる。


今日は楽しいひな祭り 二人並んで嫌な顔 今日は楽しいひな祭り 二人並んで歪み顔

ひな祭り:または「桃の節句」とも。江戸時代から女の子の祭りになったという。この曲でも歌われているように、桃の節句では雛人形を家で飾り、祭りが終われば片付ける。長々と飾っていたら、その家の娘が嫁にいくのが遅れるというのは有名な迷信。


灯りつけましょ ぼんぼりに忌まわしき火を 花をあげましょ 桃の花に嘆きを込めて お内裏さまの首はもげて床に転がり お姫さまの口は裂けて白目ひんむく


五人囃子の笛は折れて太鼓は破れ 三人官女の着物ははだけ淫らに果てる


灯りつけましょ ぼんぼりに 現実の火を 花をあげましょ 桃の花に 祈りを込めて お内裏さまはうちの旦那こと切れている お姫さまはこれから虚しく後追う私

現実の火を~:今までは現実味のない歌詞だったのが、ここから現実味を帯びる。一家心中か、それとも夫殺しの妻か。お姫様である「私」もこれから自らの命を断って夫を追いかける、なんとも救いようがない。


五人囃子は鬼に変わり雄叫びあげて 三人官女は侮蔑の眼で嘲り笑う
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テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

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ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

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