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戦慄する木霊

オリジナル。



山が萌えている まるでゴッホの絵みたくギラギラと 空は裂けている ちょうど芝居の書き割りガラガラと

萌えている:スラングではなく、本来の意味「草木が芽を出す」という意味で用いられている。山の木々が続々と生え、青々としていく様子。
ゴッホ:ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(これは英語読みで、現地のオランダ語ではフィンセント・ファン・ホッホという)はポスト印象派の画家で、生前はあまり評価されず、生涯でたった一枚の絵しか売れなかったというエピソードは有名。浮世絵から着想を得たゴッホの斬新な色使いのことを“ギラギラ”と表現しているんだと思われる。
空は裂けている:森の中で天を見上げたら木々が、あるいは雲が覆っていて、その隙間から見える空が、まるで空が裂けているように見えたのであろう。 
芝居の書き割り:芝居で舞台上に設置された背景のこと。木枠に布や紙を張り付けたカンバスのようなものの上に絵を書いたもので、いくつかのパーツに分割出来ることから“書き割り”と呼ばれるようになったという。


俺は今 何かを逃れ樹海に泳ぐが 確かなのは 山は無言の視線を投げ掛ける

樹海に泳ぐ:比喩。当然ながら樹海で泳ぐことは出来ない。しかし、人の手入れが行き届いていない森では、木々やツタやツルなどを掻き分けて進まなければいけないので、その様が泳いでいるように見えるのであろう。


森が笑ってる けだし狂人ぐらいにゲラゲラと 土は煮えたぎる よもや地獄の釜茹でグラグラと

けだし狂人:「まさに狂人のように」という意味。
土は煮えたぎる:土は水のように茹ることはあり得ないが、まるで沸騰しているかのように、森の大地がざわめいている。


人は皆 何かを求め彷徨うものだが いえるのは 森は毎日革命起こしてる

彷徨う:「さまよう」 どこか一ヶ所に留まることなく歩き回ること。
毎日~:革命とは、旧体制が問題を解決出来ず、そればかりか、さらなる事態の悪化が予想されたとき、一部の人間によって最小限の非合法暴力手段によって状況を打破すること。本来であれば森に意識はないのだが、ここで歌われる森には何らかの意志があり、その意志によって毎日、森が造り変えられているのであろう。


君は今 何かを恐れ家路を急ぐが 確かなこと 森の木霊は三つ指待っている

三つ指:映画やドラマなどで、貞淑な妻を表現する際に「夫の帰りを三つ指ついて待っている」という描写が挿入されることがある。一見丁寧な挨拶のように思われるが、実際は略式の挨拶であって、状況によっては失礼に当たるという。


谷が吠えている 沢はすすり泣く 崖が怒るから 原も呪うだろう 木々は立ち上がり 山は萌えている
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テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

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ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

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