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莫迦酔狂い

オリジナル。お酒と酔いにまつわる歌。



柘榴模様の太陽が 真っ赤に熟れて堕ちるのは 酔いどれ眼の生み出した 万有引力夢じゃない 退屈に煙る人生を 薔薇色に染める魔法水 暮らし倦みたる手の平に 注いでおくれよなみなみと

柘榴:「ざくろ」 石榴とも。お釈迦様が、人間の子を浚って食らってた鬼子母神を諭して「二度と他人の子を食べないように」と約束させた。その際鬼子母神に与えた果実が柘榴であった。これが、よく「柘榴の実は人肉の味」といわれる所以。
酔いどれ眼:アルコールを摂取すると、血流が良くなった結果、目が充血すること。
万有引力:ニュートンが、リンゴが落ちる様をみて発見したといわれる法則のこと。これは作り話であるが、彼が法則を発見したのは本当のことである。すべての物体は引き合う力を持っており、重量が重ければ重いほど、引力は大きくなる。つまり、リンゴは地球という大きなものに引っ張られた結果、地面に落ちたのである。
魔法水:歌詞では「アルコール飲料」のことを「魔法水」と比喩している。ちなみにはアフリカでは「マジ・マジの反乱」という植民地反乱があったが、これは単なる水を「飲めば死なない魔法の水」と信じ特攻したことに由来する。(スワヒリ語で「マジ」は水という意味)。
暮らし倦みたる:「くらしうみたる」 倦むという言葉は「あきる」という意味。退屈な日常生活ということか。


宿酔いの坂道に 髑髏の灯りの点るのは 厭世病者の見い出した エレキテルかも嘘じゃない 西洋無頼の神様も 酒呑みうわばみ酌をして 語り疲れた頤に 注いでくれるよだくだくと

宿酔い:「ふつかよい」 「二日酔い」とも。前日に飲んだアルコールが翌朝になっても抜けず、気持ちが悪い状態のこと。
厭世病者:「えんせいびょうしゃ」 ペシミストのこと、物事を悲観的に捉え、考えてしまう人のこと。
エレキテル:平賀源内が復元した静電気発生装置のこと。元々はオランダから持ち込まれた装置。故障したエレキテルを発見した平賀源内はそれを元にエレキテルを復元した。
西洋無頼:シン・リジィのアルバムに「西洋無頼」というのがあるが、それのことか。意味は、端的にいうと欧米にいるゴロツキのこと。
うわばみ:「蟒蛇」 大蛇のこと。この大蛇が大酒飲みであることに由来して、大酒飲みの人のことを「うわばみ」と呼ぶことがある。
頤:「おとがい」 顎、特に下顎のことを指す。


天井裏から 蟲がどしゃ降る 枕元では 大名行列 頭蓋が割れて 記憶はこぼれ 牙を剥き出し ピンク色の象が走る

大名行列:江戸時代、参勤交代で見られた長い列のこと。幕府は140人~150人と規定したが、権勢を示威したい藩は華美な服を着飾り、規定以上の人数を連れて行くようになったという。ある藩は4000人も引き連れたとか。
ピンク色の象:「幻覚作用」の婉曲的な表現。「幻覚を見ている」と言ったり、書いたりすることが憚られる場合に用いられたりする。


壁の穴から 眼玉はジロリ 窓の外では 有罪判決 一杯の勇気を 一瞬の陶酔を 羊水で割った 琥珀色の海に沈む

陶酔:気持ちよく酔うこと。心奪われてうっとりすること。
羊水:胎児が浸かる液体のこと。色々な役目を担う液体でもある。名前の由来は「羊膜の中にある水」ということから。羊膜の語源は諸説あるが、一説によれば、供物として妊娠した雌羊の腹を捌いてみたところ、子羊が膜に覆われていたことによるという。
琥珀色の海:ウィスキーのような樽による熟成工程があるお酒は、樽の色が移って茶色になりやすい。従って、歌詞に登場する海は、ウィスキーかビールなどで満たされているのであろう。


酒は呑め呑め呑むならば 二度と戻れぬ呑むほどに 莫迦酔狂ひ 莫迦酔狂ひ

莫迦酔:「ばっかす」 これは当て字によるもの。「バッカス」とはローマ神話に登場する酒神(特にワイン)のことで「バックス」とか「バッコス」と呼ばれることもある。ギリシャ神話では「ディオニュソス」に対応する。
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テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

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ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

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