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蛮カラ一代記

オリジナル。



花は桜木 人は武士 見事散るのが冥利とて 抜かば刃文も馨しく 咲いてみせよう男花 ソレ

花は桜木 人は武士:今でも「一休さん」と呼ばれ、親しみを持たれている僧侶・一休宗純が残したともいわれる言葉。意味は「花は桜に限るし、人は武士に限る」散り際の潔さを褒めた言葉。
冥利とて:「見事に命を散らすことほど幸せなことがない」という意味
刃文:「はもん」 刃文というのは日本刀の焼き工程で出来る刀の模様のこと。
馨しく:「かぐわしく」 「良い匂いがすること、香ばしいこと」という意味でも使われるが、ここでは「素晴らしい、美しい」という意味で用いられている。


寄せる荒波受けとめて 沖を睨まう岸壁よ 雨の穿てどへこたれず どんと構える男意気 ソレ

睨まう:「にらまう」 意味は文字の通り、鋭い目つきでじっと見ること。
穿てど:「うがつ」 穿つとは、穴をあけること。「雨垂れ石を穿つ」ということわざがあるように、一見影響のなさそうな雨でも、長年振ることで穴が開いてしまう。つまり、長年雨による浸食があるにも関わらず、へこたれないぐらい大きな岸壁であるということ。


酒は盃実は器 色をめかすが習いとも 胸に刻みし志 ぐっと我慢の男振り サテ

色をめかす:わざと眼につくこと、派手な振る舞いをすること。


右や左の檀那様 俺の話を聞いとくれ 生まれ奥州在郷の 山猿相手に相撲取り 蛮カラ一代記 蛮カラ一代記

奥州:奥州、その大きさは時期にもよるが、一貫して東北地方にあった陸奥国のこと。
在郷:「ざいごう」 在郷というのは、町や村の一種の形態で、農村部に多く見られた。
山猿相手に相撲取り:野生の猿が家の近くにおり、それが遊び相手になるということは、それだけ都会から離れ、自然豊かなところで生まれたということ。
蛮カラ一代記:「蛮カラ」というのは「ハイカラ」のアンチテーゼ。ハイカラが「ハイカラー(高襟)」を身につけた西洋かぶれの人間を指すのに対し、「蛮カラ」は見た目は野蛮で粗暴な人間だが、しかし中身はしっかりしている人間のこと(と少なくとも本人は思っている)。弊衣破帽という惨めな身なりをしている。端的にいえば応援団の格好を思い浮かべるとよい。


国の親父の言うことにや 本懐曲ぐるは女子なり 末の娘は人買われ ほんにこの世は儘ならぬ 蛮カラ一代記 蛮カラ一代記

本懐:本来の目的、もとから抱いてる願い。曲げてしまう、つまり本来の目的を変更せねばならなくなったのは、女という存在がいたから、ということ。
ほんに~:「本当に、この世の中というのは自分の思い通りにならない」という意味。


冨士の裾野に降り積みし 雪の白さに似た人よ 忍ぶ恋路も明け烏 その日が来るまで男道 ソレ

雪の白さに似た人:女性の肌の美しさ、白さはよく雪に喩えられる。たとえば白雪姫。肌の白さを雪に喩えて、その名前がつけられた。
忍ぶ恋路も明け烏:忍ぶ恋路というのは隠れて密会したり、逢瀬を重ねること。
明け烏:落語の演目のことか。落語では遊びを知らない堅物の若旦那が、ひょんなことから花魁に見初められ、のめり込んでしまう。つまり、蛮カラと強がっていた人が、恋愛を覚え、のめり込んでしまったという意味であろう。
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テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

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ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

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