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踊る一寸法師

タイトルは、江戸川乱歩の同名短編小説から。



逢魔ヶ時の 神隠し坂 かごめかごめで 血色に染まれ

逢魔ヶ時:「おうまがどき」 また「大禍時」とも。昼から夜に変わる時間帯のことをいう。つまり、夕暮れ時や黄昏時のこと。かつて、人々は夕方というのは、妖怪や幽霊といった魑魅魍魎に出会いそうな(ほど不気味な)時間帯だと考えていたようである。
神隠し坂:神隠しといえば、坂というよりも鬱蒼とした山や林などのイメージがあるが、おそらく、この坂は人通りが少なく、木々や建物などのせいで薄暗くなっているのではないかと推測される。
かごめかごめ:子供時代、誰もが一度は遊んだことがある遊び。地域によって歌詞に差があるのだとか。ちなみに私が住んでいる関西(兵庫)では

かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ

という歌詞であった。


闇に融けゆく 影法師ひとつ 人の道から 外れて伸びろ

影法師:影の文学的な表現。


きれいみにくい みにくいきれい からくれないと 道化は笑う

きれいみにくい みにくいきれい:乱歩の小説では、容姿が醜いためにイジメを受ける男が主人公であった。
からくれない:漢字では「唐紅」あるいは「韓紅」と書く色のこと。ちなみにこんな色である。


我を造りしこの世の理 振りさけ見れば地獄なる 我の卑しき空ろな魂魄 満たさん戦慄断末魔

我を造りし~:小説の主人公もさぞ、このような事を思っていたでしょう。 どうしてこんな人にいじめられるような容姿で生まれたのかと。 そんな心を満たしてくれるのは、美しい女性の断末魔であった……というわけです。
振りさけ見れば:「振り放け見る」というのは、振り仰いで遠くを見ること。おそらく、空を見つめているのであろう。
卑しき:「貧しい」という意味もあるが、ここでは「下品」という意味のほうが通る。
魂魄:「こんぱく」 ともに「たましい」を意味する漢字で、二つを合わせると「霊魂」や「死者のたましい」という意味。
断末魔:死に際、臨終のこと。死ぬ直前。
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テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

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ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

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