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どだればち

青森県の弘前市には「どだればち盆踊り」というのがある。「どだればち」とは「どこのどなたさん」という意味で、元々は「津軽甚句」という曲名。標準語訳は人間椅子二枚目のベストアルバム「押絵と旅する男」に収録されているが、私はそれを持っていないため、訳文が多少異なると思われるが、ご了承を。



どだば向ェの弥三郎ァ からぼねやみで 昼目目覚ってギターコ むたど弾いでばし したっキャ蜻蛉後追って 見ねぐなったド

どだば:どうしたものか
向ェの弥三郎ァ:向かいに住んでいる弥三郎は
からぼねやみで:なまけもので
昼目目覚ってギターコ:昼に目覚めて(昼まで寝ていて)ギターを
むたど弾いでばし:いつも弾いている
したっキャ蜻蛉後追って:そうしていたと思っていたら、今度はムタデ(トンボ)の後を追いかけていった
見ねぐなったド:(そして)姿を見なくなってしまった


どだばこの坂凶作坂 うだでキャなア 街道の玫瑰血コ吸って 赤ぐ咲いだオン 葬式の恐って子供等 ごんぼほってらネ

この坂凶作坂:この坂は凶作坂(けがじざか)という
うだでキャなア:とても気味が悪い
街道の玫瑰血コ吸って:道端に生えているハナマス(ローズヒップのこと)は血を吸ったから
赤ぐ咲いだオン:赤く咲いている
葬式の恐って子供等:葬式(葬列)が恐いって子供たちは
ごんぼほってらネ:駄々をこねているよ


泣グな 泣グな 陽コァ暮れる 泣げば 山がら もっこァ来るァネ 早グど 寝でまれ 寝で成長れ

もっこァ:幽霊などといった怖いものこと。どうやら「蒙古」が語源らしい。ヨーロッパの方でも、中々眠らない子供に「チンギス・ハーンが来るぞ」と言って寝かしつける地域もあるのだとか。
成長れ:「おがれ」と読む。


どだば雪降りお月様ァ まんどろだ 外サ出ハたキャ岩木山ァ じょッきど立ってナ 貴様もけっぱれて喋ちャんた気コしたオン

まんどろだ:おぼろになっている。明るく照っている。
岩木山:弘前市にある火山のこと。
じょッきど立ってナ:すっくと立って
けっぱれて:頑張れ

標準語訳
どうしたことだ、向かいの家の弥三郎ときたら、のらくらもので、昼間に起き出して、ギターをのべる弾いてばかり。そうしていたら、とんぼの後を追いかけて、見えなくなったということだ。

どうしたものだ、この坂は凶作坂、気持ち悪いことだ。道端のハマナスがその血を吸って、真っ赤に咲いたよ。葬列が怖いと言って、子供達は、むづがっているようだ。

泣くな泣くな、陽がくれる。泣けば山から”もっこ”が来るよ。早く寝なさい、寝て大きくなりなさい。

たいしたものだ、雪が降って、お月様がおぼろになっている。外に出てみると、岩木山がすっくと立派にそびえていて「おまえもがんばれ」と言ってた気がしたものだ。
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テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

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ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

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