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リレー小説

まぁ、なんか適当に書いたらこうなった
後悔はしてないよ

リレー小説
はーじまーるよー

前半は友人、後半は私。 果たして、これは小説と呼べるのだろうかねw

 名前もなければ、活動内容も定かではない部活がそこにあった。
 人は、この部を名無し部と呼んでいる。
 いつから出来たか、誰が始めたか、生徒どころか、部員の誰も知らない。
 そんな部活が今日も始まろうとしていた。
「今日の名無し部の活動内容はこれだ」
 部長らしき少女が取り出したのは、コーラとスプレー缶だった。
 名前は、水川。
 この高校の三年生だ。
 黒い長髪を乱暴にくくり、不器用なポニーテールを作っている。
「は?」
 部員の一人である少年が、気の抜けた声を出した。
 一応、彼がこの物語の主人公である。
 名前は、五十嵐。
 二年生で、特に特徴のない学生だ。
「いや、部長。意味がわかりません」
「ふふふ:::いい加減にキミもこの部活動になれたらどうなの?」
 五十嵐の先輩らしき女子生徒が言った。
 名前は姉雪。
 水川と一緒の三年だ。
 面倒見がよく。暴走する水川を死なない程度で止めるのが、彼女の仕事になっている。
「いや、先輩。意味がわからないものは、わかりませんから」
 コーラとスプレー缶を指差して五十嵐は言った。
「つまりは、ですね。この二つを使って、何かをすればいいんですよ」
 ニコリ、と笑ったのは、おそらく五十嵐の後輩であろう童顔の少女が言った。
 彼女は、雉山。
 五十嵐の後輩で一年生だ。
 身長もそれほど高くなく、時々中学生に間違えられる。
「お前な。自分の言っている意味が理解できてるか?説明になってないからな」
 少し呆れ顔で言った。
 彼がこの部活に入部してから、数ヶ月。
 未だにこの活動内容に慣れず、困っているという状況だ。
「この前なんて、瞬間接着剤が固まる時間をストップウォッチで計っていただけだし。その前なんて、ファ○タグレープ飲みながら、ダーツ大会していただけじゃないですか」
 彼の言っている事は、全て事実でこの部活動の存在意義である。
 もはや、彼らの部活に意味などあるのだろうか?
 ここまで自由だと、何故に存在しているのかが、気になってくるものだ。
「ほら、少年少女って自由を求めるものじゃない?」
「いや、部長。意味が、意味がわかりませんから」
 いつも通りのグダグダ状態になってきた。
「部長。そろそろ、部活動しませんか?」と姉雪。
 彼女は、こうなるといつも話を元に戻す役目らしい。
「む、確かにそうね。それでは、第:::え~と、今日で何回目だっけ?まぁ、いいわ。名無し部の活動を始めるわよ。まず、手始めにコーラから取り掛かるわ」
 そういうと水川はいきなりペットボトルコーラを一気飲みし始める。
「ゴクゴクゴク:::げぷぅ」
 とてもヒロインとは思えないほど下品な行動に五十嵐はドン引きした。
「部長。せめて、ゲップはやめましょうよ?」
「あなたは、コーラを一気飲みしてゲップが出ないというの?どんな胃袋してんのよ?日本海並みにだだっ広い心の私でもさすがに怒るわよ?」
「す、すいません:::」
 謝ったが、彼女の心が決して広くないと心の中で呟く。
 むしろ、どうして怒ったのかが、理解できない。
「さて、それでは:::」
 といいながら、水川はメントスを取り出した。
「え?」
 五十嵐は、さすがにそんな事はしないと思った。
 だって、危険すぎるだろう。
「だが、我が部はそれを遂行するためにあるのだ!」
 そう言って、彼女はメントスを口に含む。
 そして
「ゴックン:::」
 飲み込んだのだ。
「::::::」
「::::::」
「::::::」
 三人の部員たちが一瞬、沈黙しながら見守った。
「う、うごおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
 何にとり付かれたか、白目を向きながら泡立ったコーラが逆噴射している。
「汚ぇ噴水ね:::」
「あははははは、部長ぱねぇっす」
 姉雪と雉山は、それぞれ感想を述べる。
「い、いや、これヤバくないですか?」
 一人、心配しながら見る五十嵐。
 しかし、部長に近づくことはなかった。
 数十秒経つと、泡もきれ、水川は床に両手をつきながら息を荒くしていた。
「はぁ:::はぁ:::はぁ::::」
 ゲップはするし、白目向きながら泡出すし、もはやこの物語のヒロインではないと五十嵐は悟った。
「ふ、ふふふふ:::すごいわ。これは癖になるわ」
「もう駄目だ。この人」
 さすがに呆れる。
 どうして、こんな部活に入ったのだろうと、頭を抱えて悩んでしまう。
「ぶ、部長?さすがに新人君にはキツすぎたんじゃないかしら?」
 床を雑巾で拭きながら姉雪が少し、焦ったような顔をしていう。
「む、そうかしら?」
 落ち着くために近くにあったコーラを飲みながら、水川は言った。
 まだ、向こう側に渡りきっていない姉雪は一応、水川の身体を気遣いながら言っている。
 さすがの悪ふざけも程度という物がある、と五十嵐も水川を説得する。
「ゴキュ:::ゴキュ:::ゴキュ:::げぷぅ:::」
 彼女はペットボトルのコーラを飲み終わると、ゆっくりと目を閉じる。
「確かに、そうだな。あんまりやりすぎると新人イジメだと他の部に言われてしまう。せっかく、我が部に入ってきてくれたんだ。彼の意見も聞こうじゃないか」
「部長:::」
 入部して、初めて自分のいう事を聞いてくれた、彼はそう思った。
 確かに今まで、一度も彼の意見を聞いてはくれなかった。
 入部の時もほぼ無理やり入れさせられたようなものだったから、彼の居場所もそんなになかったといえる。
 彼はやっと、本当の意味でこの部に入部したのだ。
「ありがとうございます:::部長」
「ふふふ:::よかったわね」
「ようこそ。先輩」
 五十嵐以外が皆で彼に向かって拍手を送った。
「さて、話を元に戻すか」
「そうね。部活動中だものね」
「そうですね。ハイ、部長」
 そう言って、雉山が水川にメントスを渡した。
「うむ、ありがとう。::::ゴックン」
 またしても、それを飲み込んだのだ。
「::::::」
「::::::」
「::::::」
 三人の部員たちが沈黙しながら見守った。
「う、うごおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
 何にとり付かれたか、白目を向きながら泡立ったコーラが逆噴射している。
「ゲロ噴水ね:::」
「さすが部長!そこにしびれる。憧れる」
 姉雪と雉山は(ry
「うへぇー、何このキ○ガイ部。やめてぇ。超やめてぇ。つーか、死にてー」
 五十嵐でさえも、キャラが崩壊してしまっていた。
 その後も、水川はコーラを飲んではメントスを投入し、5本目でさすがに満腹になったのか、飲むのをやめた。
「さすがの私もここらが限界ね」
「もはや、何がしたいのか、本当に理解できませんよ」
 呆れを通り越し、諦めていた。
「:::そういえば、このコーラとメントスはどうやって集めたんですか?」
「いや、普通に部費から」
 これで部費で通るのか。
 もはや、この学校に常識は通用しそうにない。
「こんだけあれば、コーラ風呂とかできそうだな。そこにメントス入れて」
「ニコ○コ動画に上がっていたやつですね」
「あれは、気持ちよさそうだったな」
 水川と雉山が意気投合し始めた。
 このままだと水川がやりそうだ。
「どうせだし、ニコ○コ動画にうpするか?」
「いいですね~。さすが、部長!」
「いや、本当にやめてくださいよ」
「何をいう?ヒロインのスクミズシーンが見れるのだぞ?サービスとして、白色を着てやる」
 五十嵐は、あなたは絶対にヒロインじゃありませんから、と小声で呟くのだった。
「私は、さすがに拒否していいかしら?」
 姉雪が言った。
 彼女は、まだまともだ。五十嵐は、そう思った。
「スクミズ着るのを、ですか?さすが姉雪先輩!恥女ですね」
「なん::だと::。姉雪!貴様、どういうつもりだ。この私を差し置いて恥女の座を奪おうというのか?」
「この人、自分で恥女だと認めちゃったよ」
 五十嵐が呆れ果てる。
「え?は、いや、違っ―――」
「ふざけやがって、胴上げだ!姉雪を胴上げだ!」
「了解です!部長」
 その後、流されるままに五十嵐も加わり、腕の筋肉がパンパンになるまで胴上げをした。
「ハァ:::ハァ::::ハァ:::」
「ハァ:::ハァ::::ハァ:::」
「ハァ:::ハァ::::ハァ:::」
 五十嵐、水川、雉山の三人は、息を切らせてそれぞれの椅子に座りなおす。
「ハァ:::姉雪:::お前::::もう少しダイエットしろよ:::。二十分程度の胴上げで息をきらせる、ってどんなんだよ:::」
「いや、違う!違うからね。水川ちゃん。普通は、二十分もしないからね。というか、二十分も胴上げし続けられるなんて、私軽い方だよ?ねぇ?そうだよね?そうだよね?五十嵐君」
 五十嵐に半泣きで弁解を求めた。
 彼も精一杯のツッコミを入れようと思ったのだが、息切れが激しすぎて、言葉が出なかった。
「ね、ねぇ、違うよね?違うって言ってよ?雉山さん」
「うっせーデカ女。重ぇんだよ。恥女なんだよ」
 未だにあまり成長していない雉山と姉雪の相性はあまりよくない。
 いつもなら、このように積極的に話さないのだが、焦ったのか、膝をついて彼女にこうように言ったのだ。
 膝をついたのに彼女の身長と大して変わらないのに腹が立ったのか、雉山はぷい、とそっぽを向いてしまった。
 その後、彼女は体重の重い恥女というキャラ付けになっていた。
「さて、それじゃあ、今度はスプレーを使って何かしましょうか。誰か、案はない?どんな事をしてもいいわ」と部長水川が言った。



案なんて浮かばねえよ、と言わんばかりの顔を浮かべ五十嵐はコーラを口に含んだ。 ここぞとばかりに満面の笑みで「メントスどう? メントスどう?」と言ってくる水川を無視し、窓を見つめる。
「え、ちょ、ちょ、ちょっと! 部長、アレ、アレ!」
「なによ、もう、さっきまで全力で無視してくせに……あっ!」
尾翼がなくなり制御を失ったヘリコプターがちょうど体育館の上でクルクルと回り、そのまま惰性で部活練習中のグラウンドへまっしぐら。 当時、グランドではサッカー部と陸上部が、グラウンドの使用を巡り口論が勃発していた。
「この蹴鞠集団がふざけやがって、このやろう!」と陸上部キャプテンが罵れば「走ることしか能がない馬鹿どもめ!」とサッカー部キャプテンが返す。 そんな罵倒の応酬を切り裂くようにエンジン音が唸りを上げて墜ちてきた。
そんなことはよそに、名無し部にはマッタリとした空気が流れていた。
「虹だ!」
「違いますって部長、もうちょっと左に、すっごいことになってるじゃないですか!」
「ああ、ヘリコプターね。 墜落してるんだ、へぇ、日常茶飯事ね」
そんなこんなで、軽々とヘリコプター墜落事件は黙殺された。 しばらくしていると普段は顔を出さない顧問の英語科教師、二階堂がやってきた。
「君たち、悠長にコーラ飲んでるんだ! おい、そこ携帯弄るなって! ヘリコプターが墜落したらしいぞ、さ、見に行こう!」
二階堂の、その目は野次馬根性丸出しにして爛々と光っていた。
「うっせぇ、一英語教師の分際で私に指図するな。 えいっ!」
水川が隠し持っていたバットによって二階堂殴打、そして気絶、おおいに慌てる五十嵐。
「こ、こんなことして良いんですか!?」
「いいわけねえだろ、ついでにポン!」
水川の勢いは止まらず、五十嵐まで気絶してしまった。
それから、しばらく。
五十嵐が目を覚ますと、サファリスーツを着た部員がズラリと並んでいた。 先ほど殴られたはずの二階堂はなぜか両手にフライドチキンを持ってムシャムシャと食っている。
「諸君おはよう」水川は背中に手を当て、厳かな口調で言った。
「おはようございますぅ」と返事した姉雪は身体のラインを強調するようなタイトな服を着ていた、二階堂は食べながら話すものだから何を言っているのか全く分からず、雉山に「何言ってるかわかんないよー」って突っ込まれていた。
「え、なんですか、これは!」と当然のごとく五十嵐が質問すると、全員が彼を無視して話を進めた。
「では、まず最初の調査だ。 これを見てくれ」
そういって水川はスプレー缶を三種類取り出した。
「右から制汗スプレー、ヘアスプレー、ラッカースプレーの三種類を用意した。 諸君らはこれらを使ったことがあるか」
「もちろんでごわす。 おいどんは、いつも制汗スプレーを使ってるでごわす」まだ二階堂はチキンを食べている。
「私はヘアスプレーをよく使うわ、これがないとヘアーが決まらないのよね」そう言って、姉雪は髪の毛にヘアスプレーを勢いよく噴射した。
「もう、目に入っちゃうよー」と雉山。
もう、どうにでもなっちまえと諦めムードの五十嵐。
「そうか諸君。 では、これを調査してもらう」
水川はスケッチブックの拍子をめくった。そこには『スプレー缶でイカダは進むか』と書かれていた。
全員がわざとらしい驚きのリアクションをとった。
「名無し部出動!」
「ラジャー!」
というわけで、部員全員で学校裏にある溜め池へと向かった。 五十嵐はもう動く気力もなくなったのか、ズルズルと引きずられている。
「あれ、雉山がいない」
と雉山がいなくなったことを五十嵐が報告したものの、案の定、全員無視。
「借りてきたよー」と元気にやってきた雉山。 背中には小学生が水泳の授業の際に使用する浮島という発泡ウレタン製の板を持ってきた。
「というわけで、我々の科学力(ホームセンター)を結集し、ここに名無し部特製、スプレー式イカダの完成です」
水川が胸を張って、自信満々に紹介したものは、単に浮島にスプレー缶をぶっさしただけのものであった。
「というわけで、アシスタントディレクター五十嵐、略してAD五十嵐、乗りなさい」
「そんな! こんなの乗りたくないですよ部長!」
「部長じゃない、博士って呼びなさいよ、このオタンコナス。 はーかーせーキック!」
「右中間への打球、伸びる、誰も取れないでごんす」
「野球じゃなくてサッカーだろー、姉雪ぃ」
プシューと世紀末臭漂うスプレーの音と共に向こう岸へと向かう五十嵐。
「助けてくれー」と叫ぶ五十嵐の声は段々と小さくなって行く。 そして、誰もその声に応じようとせず、博士こと水川に至っては「よーし、みんなでモ○・バーガーにでも食べに行くか。 博士はテッチャンかハラミが好きだな」
「それ、○スじゃなくてモツだよー」
「ガハハ、そんな雉山君に100ガ○ス」
「わーい、やったね!」
五十嵐はたのしそうに騒いでいる集団に怒りと、若干の羨ましさ感じながら鬱蒼と茂る森へと浮島ごと突っ込もうとしているのであった。
「これで終わっちゃうの!?」と五十嵐は叫んだ。 作者としてもどこで終わればいいのか分からないので、とりあえず、ここらで終わって五十嵐君の安全を願いつつペンを、いやキーボードを置こうと思う、頑張れ五十嵐、負けるな五十嵐、君の活躍はきっと誰かが認めてくれる。

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