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鉄格子黙示録

『鉄格子黙示録』は、人間椅子がメジャー・デビューする前から、ライブのレパートリーに入っていたという曲。しかし、歌詞の内容が残酷なため、アルバムには曲の前半部分だけが収録されるという事態に。ライブ以外で歌詞を聴くことは出来ないかと思いきや、二十周年記念ベストアルバムにはちゃんと歌詞つきで収録された。



鉄格子の裂け目で誰かが叫ぶ 射し込む月影 狂気の刃 精神病医の額の鏡が俺の両眼を刺し潰す

鉄格子の裂け目:さすがに今は鉄格子の中へ患者を押し込むことはない。しかし、今でも暴力行動をする患者は、他の患者を傷つけないために個室へ移したり、拘束具を着けることはあるようだ。
精神病医の額の鏡:あれの正式名称は「額帯鏡(がくたいきょう)」という。しかし、最近では額帯鏡よりもLED等々のヘッドライトを使用することが多く、額帯鏡の生産量は年々減ってきているという。


親父は猫の爪 お袋は豚の肝臓 黄色い埋葬虫が頭の中に蛆を産む 俺の身体には胎児が宿り 空が破けてマリアが首を吊る

親父は猫の爪~:おそらく意味はない。ただ、この歌詞に出てくる「俺」というものが人外の存在であるかを意味している。雰囲気としては、小林泰三の小説『人獣細工』のような世界。
埋葬虫:、コウチュウ目・ハネカクシ上科・シデムシ科の総称。動物の死体を餌として生きている珍しい虫で、人間椅子の歌詞には、この虫がよく出てくる。
俺の身体には~:普通に考えると一人称に「俺」を使う人は男性。しかし、最近では「俺っ娘」というのもいるので、文字通り妊娠したと考えられないことはないが、そうではないだろう。となると、男性が妊娠するはずないので、超自然さ、不条理さを歌っているのか、あるいは手塚治虫漫画『ブラック・ジャック』に出てくるピノコのように「畸形嚢腫」ならありえる話である。
マリアが首を吊る:史実の「イエスの母マリア」は自らの息子・イエスが磔刑された後は、エフィソスというところで余生を過ごしたそうで、何が原因で死んだのかは不明。ただ、自殺でも他殺でもなく、どうやら自然自然死のようである。これが一種の比喩であるならば、処女性を失ったという意味か、マリアが首を吊るほど不吉な出来事という表現か。
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テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

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ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

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