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こんな夢を見たので・・・・・・・さっそく小説化!

 サラリーマンが緊張するときは、入社面接の時とプレゼンの時だと私は思う。
いや、プレゼンしている時よりする直前の方が緊張してしまう。

 私は、社長室に呼ばれていた。ドアの前に社長がいるのだと思うとさっきから背中に嫌な汗が浮き出ている。数ヶ月前からこのプレゼンのために時間を費やしてきたのだから、この緊張感が当たり前なのだろう。

 ノックをする。社長秘書が「どうぞ」と言った。私は一息ついて、ドアを開ける。
「失礼します。」
 一礼して、顔を上げた。
「・・・・・・・・」
 私は恐らく絶句した。生まれて初めて絶句というものをした気分だ。目の前には30人くらいの男女が小学校の時の机に無理やり座っていた。
その後ろにぶかぶかのスーツを着た子供が20人くらい立っている。一番前に黒板があり、その前に社長が立っていた。私は、目をこすってドアに「社長室」という表札が書いてある事を確認する。
「それでは次は誰かなぁ?」
 子供を相手にするように社長は問いかけた。メガネにオールバックで年齢も60近い男が大人相手にいう図はかなり気持ちが悪い。
 しかもそれに対して、机に座っている大人たちも
「「「はーい」」」
 などといいながら、手を上げている。その中の1人を社長が言い当てる。
「はーい」といいながら立ち上がったのは、私の部署の部長だ。何故に?などと思う以前にキモイと思った。
 私と同じように茶封筒を持って、社長に提出した。社長がある程度目を通すと「もう少し頑張りましょう」スタンプを書類に押した。
 もしかして、これがプレゼンなのだろうか?
 残念そうな顔をしながら部長は自分の席に戻った。それに対して、後ろに立っていたスーツ姿の女の子が社長のところまで歩きにくそうにズボンを引きずりながら歩いていく。
 そして、本人は小声で言っているつもりなのだろうが、この部屋の一番後ろにいる私のところにまで聞こえるボリュームで
「先生、これでお願いいたします。」
 と言いいながら、スーツの内側からチョコレート棒を数本取り出した。賄賂なのだろうか?
「私は、そんなもので折れるほど甘くありませんよ。」
「十本でどうですか?」
「・・・・・・いいでしょう。」
 簡単に折れたよ。というか、チョコレート棒?すぐに部長が呼び出され、「よく出来ました」スタンプを書類に押しなおした。
 一体どうなっているのだろう?わけが分からない。いや、それよりも自分のプレゼンを早く読んでもらわないと。
「それでは、気を取り直して・・・・・・次は誰かなぁ??」
「「「はーい」」」
 私も手を上げる。
「はい」
 すると全員が黙り込み私を睨む。
「・・・・・・あの?」
私が、周りを見て一言言おうとしたとき社長が口を開いた。
「君は、なぜ椅子に座っていないのかね?」
「え?あ、申し訳ございません。」

 私は当たりを見回して、1つだけ子供が座っている机を見つけた。
「ねぇ、君?」
「うるさい」
「・・・・・その椅子くれないかな?」
「うぜぇ」

 私は怒りを抑えながら、椅子を取り上げた。あとでこの子の親にどういう躾をしているのか、聞くべきだ。
「さぁて、次は誰かな?」
「「「はーい」」」
 私は、この場の雰囲気に溶け込めなくて、少し遅れて挙手した。
「はい」
 するとまた周りの人間に睨まれる。
「・・・・・じゃあ、そこの君。」
「ハイ。」
 何故かため息をつかれて、私を指名してくれた。
 私は社長にプレゼンの資料を渡す。彼はペラペラと見ていく、一息ついてスタンプを手に取る。どのスタンプを持っているのか私にはわからない。どれが押されるのか心臓が破裂しそうなくらいドキドキしている事に気づいた。かなり緊張しているみたいだ。

 そして、彼は私の額にスタンプを押した。
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ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

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