スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

映画バカ一代(ゴッド・ブレス・アメリカ)

<神はアメリカを見捨て賜うたというのか>


God Bless America [Blu-ray]God Bless America [Blu-ray]
()
不明

商品詳細を見る


『ゴッド・ブレス・アメリカ』は『キックアス』や『スーパー!』に雰囲気が似ているし、おそらく制作側も意識してると思われるけど、何かが違う。他の2作とは似て非なる映画です。『キックアス』のような分かりやすい「勧善懲悪」で敵と戦うわけでなければ、『スーパー!』のような「個人的な恨み」で戦っているわけでもない。つまり、この映画の主人公には明確な目的や意図はなんかない。

『キックアス』のデイヴは、目の前で行われる悪行を見逃せないという正義心からヒーローになり、『スーパー!』のフランクは妻を取り返したいという一心からヒーローになった。しかし、『ゴッド・ブレス・アメリカ』のフランクは怒りと身に起こった不幸でヤケパッチになっただけ。

離婚、リストラ、隣人の騒音による不眠症、脳腫瘍……そして、くだらない内容を垂れ流し続けるテレビ。そういうモノに対して感じる怒りとか、憎しみが溜まりに溜まって、爆発してしまった。日本車よりアメ車が良いとか抜かすワガママ女子高生をブチ殺し、映画館で騒ぐ馬鹿どもを皆殺しにして……フランクの行動に一貫した正義はなんてない、むかつくヤツを殺すだけ。でも、彼が抱く怒りは、誰もが共感出来る怒りだから、自然と彼の暴力行為を許してしまう。

繰り返すことになるけど、この映画は『キックアス』や『スーパー!』っぽいのを期待して観に行かない方が良いと思う。『ゴッド・ブレス・アメリカ』はアクション映画というより、世相諷刺や皮肉、ブラック・ユーモアたっぷりな映画でした。
スポンサーサイト

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

Search Under This Blog
Twitter
Recent Entries
Categories
Monthly Archieves
Comment
Trackback
Profile

ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

Links
QR Code
QR
RSS Feed
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。