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沸騰する宇宙

最近、ワジーの歌詞は仏教的な要素だけでなく、キリスト教的な要素多くなったように感じられます。今回の歌詞も旧約聖書の創世記をモチーフにしているようです。



宇宙が回転する新しい時代へ エホバの画策した偉大なる円陣 大地は屹立する天からの号令で 全地は覚醒する生命の意味

宇宙:この言葉には色々な捉え方があって、一般的なのはNASAでいうところの「地球の大気圏外の空間」ですが、「世界」や「天地」という意味でも使われます。おそらく今回はキリスト教の要素が強い曲なので「主によって創造された世界」という意味だと思われます。
エホバ:旧約聖書に出てくる神のこと。その名前を口にすることさえも畏れ多いことと思われていたため、神を意味するヘブライ語の読みにはいくつか推測があって、「エホバ」はその一つ。他には「ヤハウェ」、「エロヒム」、「エル・シャダイ」などがあります。
画策した偉大なる円陣:円陣は、スポーツ選手などが試合前に掛け声を掛けたり、意気を昂揚させるため集まり、輪になることですが、歌詞の内容からだとそういう意味のようには思えません。考えられるのは、エホバが作り上げた1週間という循環か、あるいは世界の終末と審判、そして再びやってくる新世界という一連の流れのどちらかではないかと思われます。
屹立する:そびえ立つこと。
天からの号令:旧約聖書の創世記では、主(エホバ)は天地を創造したといわれています。その際「山よ、そびえろ」なんてことは言っていませんが、三日目に「天の下の水は一つ所に集まり、乾いた地が現れよ」ということを言い、陸と海が生まれたので、その際に山も生まれたのではないかと思われます。
全地は覚醒する~:全地とは文字通り「全地面」、つまり「全世界」。神によって命を吹込まれた人間を含む動物、様々な植物たちが「生きる」ことの意味に気付くということだと思われます。


ソドムとゴモラの安らかにあれ 肉体も名誉も持てないがゆえに

ソドムとゴモラ:道徳的に頽廃していたため、神の怒りを買い硫黄と火によって壊滅された都市の名前。最近の調査によると隕石によって崩壊した街があったらしく、それを当時の人々は神の怒りだと信じたんだとか。
肉体も名誉も:ソドムもゴモラも街なので肉体(歌詞の中では「からだ」)も名誉も持てないのは当然ですが……もしかしたら、ウルトラマンの怪獣のことを言っているのかもしれません。


―オープン― 扉が開く ―セサミ― チャクラが開く ―オープン― 無限へ開く ―セサミ― 涅槃へ開く 

オープンセサミ:「千夜一夜物語(アラビアンナイト)」の中の一つ「アリババと40人の盗賊」に出てくる言葉。「開けゴマ」というと宝石が隠されている隠し場所の扉が開く。
チャクラ:サンスクリット語の「車輪・輪」という意味の言葉。体に7つほどあるとされ、会陰→陰部→臍→胸→喉→眉間→頭頂という具合に解放するという。ともかくヨーガなどの修行によってこれらを解放することで涅槃へと繋がるとか。
涅槃:仏教用語。端的にいうと悟りのこと。つまり、物事の真理に目覚めること。


宇宙


次元が開闢する 素晴らしい地平へ 時間の碇泊する 永えなる浄土 思念は横溢する 恒星を尻目に 秘密は開陳する 存在の意義

開闢する:「闢」という漢字には「左右に押し開く」という意味があって、「開闢」には「物事のはじめ」という意味や「開拓」という意味がある。
碇泊する:イカリを下ろして船を止めること。後ろの「永久なる浄土」と合わせて考えると、浄土は時間が流れることのない世界のようです。
思念:思い考えること。
横溢する:漲ること、あふれ出すこと。思念、つまり想像や思想が溢れだすほどに多く浮かぶことかと。
恒星:端的に言えば、自ら発光する天体のこと。
開陳する:自分の感情や考えなどをありのまま打ち明けること。おそらく「秘密が開陳する 存在の意義」は秘密(存在の意義のことか)が暴露されるという意味かと思われます。


ヘブンとヘルから諸人が来る アポカリプスを果たさんとして

ヘブンとヘル:天国と地獄。
諸人:「もろびと」あるいは「もろひと」。万人や大衆、多くの人々という意味。
アポカリプス:黙示録のことで、黙示とは「隠されていたものが露わになる」という意味。新約聖書には預言書的要素が強い「ヨハネの黙示録」というのがあって、世界の終末、そしてキリストの再誕が描かれている。


ああ大空よ 我が故郷よ ああ星空よ 我が兄弟よ


銀河が疾走する懐かしい知性へ エーテルの充満する全能の脈動 苦悩は散逸する迷信の彼方に 光は招来する創造の意図

エーテル:今は否定されている考え方。かつては光を伝播する媒介があると考えられ、その媒介をエーテルと呼んでいた。宇宙だって、このエーテルが充満した空間であると考えられており、地球はその中を回っていたと思われていた。
脈動:例えば心臓のように脈打つこと、微細に動くこと。脈動変光星というのがあり、形が変形することにより明るさが変化する星のこと。
散逸する:まとまっていたものが散らばってしまうこと。苦悩が気にならなくなるぐらいの意味かと。


ドグマとダルマが抱擁をなす 仮想もリアルも等しいがため

ドグマとダルマ:「ドグマ」は「教条、教義」のことで、「ダルマ」は仏教やヒンドゥー教でいう「宇宙の理、方、秩序」のこと。「抱擁をなす」というのはおそらく「一体化する、同一すること」の比喩。
仮想もリアルも:「仮想も現実も」あるいは「バーチャルもリアルも」、あるいは「バーチャルも現実も」にならなかったのは語呂が悪いからか。ともかく、乱歩の「現世は夢、夜の夢こそ真」に通ずるような言葉です。

オープン セサミ
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テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

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ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

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