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深淵

オリジナル。 哲学色の強いアルバムの中でも際立って哲学色が強い作品。



天をつんざき稲妻が降ってくる 眠ったままの魂を醒ますため 光の腕は心臓をわし掴み 容赦などせず滝壺へ投げ入れる

つんざき:強い力で引き裂くこと.
光の腕:この曲も、そしてアルバム全体的にも哲学色が強いので、この言葉も哲学的な意味があると思われます。 たとえば「啓蒙」だとか「教え」という意味で。
滝壺:滝が落ち込んで深い淵になっていること。


落ちてゆく落ちてゆく 戦慄へ 降りてゆく降りてゆく 戦慄へ 落ちてゆく落ちてゆく 深淵へ 降りてゆく降りてゆく 深淵へ

深淵:深い淵。 前の歌詞を受けて滝壺とも考えられるけども、サビなので、それだけじゃないようにも思える。 個人的には「心の内部にある淵」のことを言っているように思える。


苦悩と名乗る御使いが待っている お前はいつも孤独のみ友とした 悩んだ深さ苦しみの重さだけ 底の知れない断崖を覗けよう

御使い:使者のこと。 ことキリスト教においては天使のこと。 もし、キリスト教のことも考慮されているなら「苦悩」を司るのは、やはりデーモンや悪魔、または堕天使と呼ばれるものたちかと思われます。


真っ暗闇を 手探りまさぐり こわごわ進む 曲がりくねり 洞穴そこらに 木霊が返る

洞穴:ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」のツァラトゥストラは山中の洞穴にこもって修業していたので、そのことを言っているのかもしれません。
木霊:響くこと、反響すること。 相当、奥深い洞穴のようです。


なんて静かな世界だ なんて大きな世界だ


岩の壁の あちこちそちこち 偉大な教え 大回廊 果てなく連なる 古代の叡智

偉大な教え:文字で書かれているのか、それとも絵なのか、それすら分かりません。 もしかしたら、雰囲気やイメージ的な何かかもしれません。
大回廊:正しくは「廻廊」 一般的には屋外にある屋根付き廊下とかいう意味で使われますが
叡智:深く物事の真理を知っていること。


なんて美しい景色だ なんて懐かしい景色だ


あゝ 私が 生きているのは 喜びのため あゝ 私が 喜びあるのは 苦しさのゆえに


あゝ 私が 生きているのは 喜びのため あゝ 私が 喜びあるのは 苦しさのゆえ あゝ 私が 泣いているのは 幸せのため あゝ 私が 幸せにあるのは苦しみのゆえに


空の青さは生命を愛でている 世界はけして解体をしてはない 喜び咽ぶ官能が続くまで 私はさらに苦しみを求めよう

解体:ポスト構造主義の哲学者ジャック・デリダの用語で「脱構築」のこと。 脱構築とはズラすことで真理の中から、真理の矛盾を見つけることで、ここでは「一見、苦しみしかない」ような世界の中でも「喜びを見出す」こと。
官能:二つ意味が取れそう。 ひとつは「性的快楽」という一般的に用いられる意味で、もうひとつは「官能」本来の意味、五感がそのものが働いて知覚すること。
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テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

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ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

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