スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

転落の楽典

オリジナル。 ロックンロールの軌跡を綴っている。



栄光の奴隷船から 大陸に来るものこそ 絶望と呪詛の法典

奴隷船:ロックンロールのルーツは黒人音楽。 アメリカに住む多くの黒人系の人たちは大西洋三角貿易(ヨーロッパから銃がアフリカに持ち込まれる、その銃を提供された現地人が同じアフリカ人を奴隷として西インド諸島へ送る、その奴隷が働き収穫した砂糖や綿をヨーロッパに輸出)の際に連れてこられたアフリカ人。 奴隷船はその名の通り奴隷を運んだ船のこと。 中は劣悪な環境で奴隷のおよそ三割が死んだという。
絶望と呪詛の法典:当初のロックンロールやブルースの歌詞は、黒人の日常に基づいたものが多く、奴隷として連れてこられた恐怖、離ればなれになった家族のこと、領主への怒り……といった歌詞が多かった。


戦争の陰に隠れて 困窮の垢に塗れて 禁断の調べ奏でる

戦争の陰:1940年代にはロックンロールの萌芽があったとか。 つまり、ここでいう戦争はおそらく第二次世界大戦。
困窮:困り果てること。 また、貧しい生活ゆえに困ること。


それは獣のリズム とても淫らなリズム それは悪魔のリズム とても不埒なリズム

不埒:道理に外れて非難されるべきこと。


転落のロックンロール 墜落のロックンロール 転落のロックンロール 墜落のロックンロール

転落の楽典:寺内タケシの著作に詳しいけども、昔はエレキギターを演奏する奴=不良とみなされていたらしい。
というわけで、ロックンロールを演奏している奴なんてろくな人生送らないと思われていたとか、今では信じられないです。


隠密の知者は目論む 蒙昧の民に希望と 幻想の種を蒔くがいい

隠密:厳密にいうと違うらしいけど忍者。 今でいうスパイのことだけど、文脈から見てスパイというよりも人目につかないように良からぬことを企んでいる人かな。
蒙昧:両方とも「くらい」と読む。 道理に暗くよく理解していない様。


革命の鳩は放たれ 若者はひもじさゆえに まやかしの自由貪る

革命の鳩:鳩は平和の象徴なので革命とは結びつかないような気がする。 ただ、日本では八幡神の使いだったりするので、そう言えないこともない。


それは堕落のメロディ 神を畏れぬメロディ それは地獄のメロディ 神を嘲るメロディ

嘲る:馬鹿にする、ある人やもののことを悪く言うこと。


疫病が街に拡がる 男らは鍬を捨て去り 女らは不貞働く

不貞:法律でいう不貞行為は反復性のある不倫のことだそうです。


冒涜の雲は晴れない 静謐も今は昔に 頽廃と夢魔が蔓延る

冒涜:神聖なものをおかし、汚すこと。 
静謐:静かで落ち着いていること。 穏やかなさま。 
頽廃:退廃と書くこともあるが、正しくはこちらの難しい字。 風俗や規律などが乱れてしまうことをいう。
夢魔:男性の悪魔だとインクブス、女性の悪魔だとサキュバスと呼ばれるもので、寝ている間に男性ならば精を奪われ、女性ならば妊娠させられると言われている。 男性ならば夢精の、女性なら不義密通の言い訳として使われていたとか。


それは狂気のハーモニー 人を惑わすハーモニー それは禁忌のハーモニー 人を欺くハーモニー

禁忌:忌み嫌われ、習慣として禁じられている行為。 タブーの訳語。
スポンサーサイト

テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

Search Under This Blog
Twitter
Recent Entries
Categories
Monthly Archieves
Comment
Trackback
Profile

ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

Links
QR Code
QR
RSS Feed
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。