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幻色の孤島

曲名はホラー漫画家・日野日出志の同名漫画から。 確か、ナカジマノブが彼の作品が好きで、全国でも指折りのコレクターなんだとか。 ちなみに曲は「まぼろし いろ」と訓読みだけど漫画は「げん しょく」と音読み。



空と海が交わる最果ての地 進化論の届かぬ放埒の地 絶海の島 禁断の島

空と海が交わる:ある地点から見える水平線、その彼方。
進化論:もっとも有名なのはチャールズ・ダーウィンの著書「種の起源」に書かれている、あらゆる生物は環境に適合し、つまり自然淘汰されて現在の姿になったというもの。
放埒:勝手気まま、やりたい放題のこと。 「埒」とは柵の意味で、そこから逃げ出した馬が語源なんだとか。


堕落の歌刻まる不老の門 原初の血を寿ぐ太鼓の音 七色の島 禁色の島

不老の門:中国のかつての都(三国志に興味がある人なら知ってる人も多いかも)洛陽にあった城門の一つ(不老門)。 ちなみに平安京大内裏の内にある豊楽院の北門(おそらく城門から名前をとった)も同じ名前。 
原初の血を寿ぐ:原初は「最初の、初めの」、寿ぐは「祝いや喜びを表す言葉」という意味です。 順当に考えると、進化論が通用しないということは外部からの血を入れず、一部族だけで交配していて、ある意味“純血”ばかりってことかもしれません。
禁色:考えられるのは二つ。 一つは、律令制が敷かれていた時代に特定の人や官職しか着られなかった着物の色のこと(つまり、幻色の孤島には階級があった)か、あるいは三島由紀夫の小説からだと「男色」のことか。 おそらく後者かと思うけど、両方ありえるといえばありえます。


愚かな人の 生なすところ 流離う人の 宿なすところ 迷える人の 眠れるところ 幻色の孤島


首長竜いななく万古の杜 摩天楼に滴る尿の虹 蓬莱の国 法悦の国

首長竜:三畳紀から白亜紀にかけて栄えたといわれる水性の爬虫類のこと。 今でいうトカゲとかヘビの仲間に近く、恐竜ってわけではないとか。
いななく:馬が鳴くときに使われる言葉。 首長竜なんで変といえば変だけど、ま、鳴いているということで。
万古:遠い昔。 または遠い昔から現在にいたるまでという意味。
杜:「森」と「杜」は同じく「もり」と読むけど、実は用途が違う。 一般的に言われる「もり」は「森」で、神社を囲って結界のように外部から隔絶する木々のことを「杜」という。 おそらく、昔から孤島に生息していた首長竜を祀っているのだと思われる。
尿:ここでは「いばり」と読む。 意味は字の通りです。
蓬莱:古代中国で仙人が住んでいわれている山のこと。
法悦:仏教に帰依し、信心によって得られる喜びって意味だけど、ここでは単にうっとりするような喜びという意味。


裸の神畏む異形の僧 宴の火にのたくる仮面の群れ 補陀落の国 瘋癩の国

畏む:恐れ多いこと。
のたくる:体をクネらせ、うねりながら動くこと。
補陀落:インドの遥か南方の海上にあるとされる観音菩薩の住処、または観音菩薩が降り立つとされる八角の山のこと。
瘋癩:本来の意味は精神異常だったけども、時が経るに連れて「定職に就かずフラフラしている人」ぐらいの意味になった。
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テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

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ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

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