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死神の饗宴

おそらく、オリジナル。 



まだお前は生くるのに 足踏みなどしているか 夏蝉でも死ぬるまで 声を限り鳴くいうに 俺は死を告げるもので 生の意味を諭すもの 枕元の卒塔婆持ち お前の名を書くのだ

足踏み:その場で足を上下させることから、進展がないこと、停滞状態。
夏蝉でも~:野外にいる蝉の寿命は一ヶ月ほど。 なぜか人の手が入ると寿命は短くなり一週間から二週間と半分以下になってしまう。
卒塔婆:墓地に立てかけられている木製の板に戒名や帰依する仏の名が書かれたもの。 塔婆とも。


さあ祭りの時 死の宴の時


無邪気な子のふりをして 明日を投げる奴もいる 早死にさと呟いて 今日を捨てる奴もいる 俺は容赦なぞしない 生の意義を悟るまで 目の前なる蝋燭を 吹き消すのだ何度も

蝋燭を吹き消す:命はよく蝋燭に喩えられる。 グリム童話で「死神の名付け親」という話があって、それでは主人公が自らの命を現わす蝋燭が消えんとするのを見て焦るシーンがある。


丑三つ刻仏壇開けて 無間地獄を垣間見ろ 三途の川位牌を背負って 先祖代々舞い踊れ

丑三つ刻:丑の刻が午前1時から午前3時まで。 草木も眠る丑三つ刻といえば、怪談や怖い内容の落語での常套句。
仏壇:仏を祀る厨子、亡くなった家族を祭る祭壇のこと。
無間地獄:一番最下層にある地獄で、そこへ行くまでに何千年もかかるという。 他の地獄と比べて別格に辛いところらしい。
三途の川:あの世とこの世を結ぶ川のこと。 かつて善人は橋を使って、罪が軽い人は浅瀬を、極悪人は深瀬を歩いて渡るとされたことから三途という。 
位牌:死者を祭祀するため、その戒名などが記された木の板のこと。


人は赤子に生まれて 夢のうちに一度死ぬ 死の影絵を踏みしめて 揺り籃から覚めるのだ 俺の名前は死神 我が双子の兄弟よ 盂蘭盆会の墓場来て 櫓の上立つのだ

夢のうちに一度死ぬ:夢野久作のドグラ・マグラあたりが思い起こされます。
死の影絵:死ぬ間際の人の影は薄くなっているとよく言われますが、実際のところは不明。
揺り籃:赤ちゃんをあやすために使う寝具。 「揺り籃から墓場まで」とはイギリスの社会福祉政策のスローガン。
盂蘭盆会:端的にいうとお盆のこと。 父母や先祖の供養をする。
櫓:盂蘭盆会、お盆といえば盆踊り。 というわけで盆踊りの際、人々は櫓を中央に置き、それに回りながら踊る。


死にゆくまで 生きぬくのだ さあ 生きぬくのだ 死にゆくまで さあ
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テーマ : 人間椅子
ジャンル : 音楽

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ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

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