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ツキカケ~第5章「ツキカケ」~8

 世界が燃える。全てを飲み込んで・・・・・・

彼女は、魔女。白い魔女。

彼女の世界は、彼女の気まぐれで今・・・・・燃えた。


                                    

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ツキカケ~第5章『ツキカケ』~7

 まさか本当に発信機をつけたいたなんて、笑ってしまう。だが、今はマユミに感謝すべきだ。いや、爺様に感謝すべきか?

 僕は、シンヤから貰った携帯でマユミと通話しながら走っていた。

「もう、見えているのではないですか?」

「ああ、ありがとう。恩に着るよ。」

「急いでください。兄さ―――――」

 電話を切った。なんでか?走りにくいからだ。時間が本当にない。この街で死ぬのは、いい。だが、
せめて病死にしてほしいものだ。爆死なんて洒落にならない。ベッドで眠るように死んでやる。

「待ってろよ?カメリアぁぁぁぁ」

 適当に叫ぶ。まぁ、そうでもしないと体力がない自分には数百メートルが遠すぎる。

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ツキカケ~第5章『ツキカケ』~6

 自分が笑っていることに今気付く。ああ、やっぱり壊れているのだろうか?
「さて、行くぞ?」
 グロい音をさせてビチャビチャと黒い液体を流していく。それは、人型に固まり自分に銃口を向ける。『元』鬼道隊の皆様だ。
「じゃあ、コッチも行くか・・・・・」
 全ての銃を装填する。最初から入っている銃弾も全て入れ替える。途中で弾切れなんて格好が悪すぎる。
「撃て!!」
 ボクの弾詰めが終わっていないのに撃ってくる。まってく、空気を読めよ?
 異常に高鳴る心臓。徐々にスピードを遅くしていく銃弾。余裕を持ちながら弾詰めを終える。さらに懐から3丁目の拳銃を出す。それを口で咥えて、走る。
 この仮面は、赤い仮面の基礎となるモノ。ようは、プロトタイプであり失敗作でもある。何が失敗か?使用する人間のことを全く考えていないからだ。まず、仮面の裏側に小さな針が数本ある。ここから電流が流れて、筋肉を増強させる。つまりは、スピード、動体視力、『動く』という行為が人間を超えている。

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ツキカケ~第5章『ツキカケ』~5

 僕は、走った。もちろんカメリアを探し出すためだ。何処にいるというのだ?もう逃げた?有り得ない。なら、何処に?監禁されている。
なぜ、監禁と?殺されている可能性が高いはずなのに?それを僕が望むから、生きていて欲しいと望むからだ。
「ほんと・・・・自分勝手だよな?」
「ですね。」
「え―――」
 振り返る。それは、何処かのヒーローのように変なポーズをしていた。
「トイシ参上!!」
「・・・・・・・」
 開いた口が塞がらないとは、この状況をいうのだろうか?目の前の馬鹿にただ唖然とするしかなかった。
「何しているんだ?」
「は?知らないんですか?カメリアさんを探しているんすよ。」
「・・・・・・はっ!馬鹿かよ?」
「ええ、馬鹿デスヨ!!」
 バカイシがそこにいた。いつも通り馬鹿なことしかしない奴だ。
「いいか、急いで探すぞ?僕は、お前となんか心中したくないからな。」
「私はどっちでもいいすよ?」
「いや、だから僕が嫌なんだよ。」
 僕たちは、二手に分かれて探した。僕は、東半分を彼女は西半分を




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ツキカケ~第5章『ツキカケ』~4

 彼女は、微笑んだ。
「・・・・・今度は、戦場かしら?それとも戦争が始まる前にアタシを止めてみせる?」
「お、おい待て!」
 彼女に近づこうと1歩踏み出した時だった。僕の背後にある扉が開いた。ノックもしないで潔くだ。
「止まれ、グロリオーサ!」
「あら、父さん・・・・・・」
「・・・・・そうか、ウキ。お前がグロリオーサだったか・・・・・」
 それは、落胆したような顔をしていた。恐らく、イズミさんの死体を見たのだろう。
「・・・・・・どうやら、母さんは・・・・・・」
「残念♪生きてるわよ!」
 ヒョイっと小動物の様に顔を突き出す。それは、幽霊ではない本人。イズミさんだった。
「・・・・・ウソ?」
「いいえ、本当よ。アタシは生きてるもの。ウソはつけないわ。」
 グロリオーサは、ページを荒々しくめくる。そして、あるページで止まる。何かを淡々と読んでいるように見える。
「・・・・・そう、やっぱり落書き程度じゃ歴史は変えられないのね。」
「何を言っているか知らないが、終わりだな。戦争を止める。お前が魔王を放棄すると認めれば、殺しはしない。お前は、オレの娘だからな。」
「無駄だと知っているくせに・・・・・諦めないのね。」
 当たり前だ。こんな事で諦められない。馬鹿げた戦争を早く終わらせなくてはならない。
「・・・・・いいわ。魔王を放棄してあげる。でも、わかっているんでしょ?アタシが放棄しても世界には魔王グロリオーサが何人も存在して、テロ行為をやめないことを・・・・・」
「ああ、知っているだから1人ずつ潰すしかないのさ。」
「あ、そう・・・・・・頑張ってね♪」
 彼女は黒い仮面を被る。ムツキさんが咄嗟に銃口を彼女に向けて乱射する。しかし、最初の1発より早く彼女を指を鳴らした。パチンッ!その音を掻き消すように銃声が響く。
 彼女の身体は黒いヘドロのようなモノになり、弾ける。ビチャ、ビチャと音を立てて床に流れ落ちる。銃弾は、彼女の後ろの窓ガラスを割るだけに過ぎなかった。
「・・・・・どうなっているんだ?」
「・・・・・人間が消えた?」
 いや、違うアイツはもう人間を捨てたんだ。アイツは、いったい?その時脳裏に1つの単語が浮かぶ。
「魔女・・・・・・」
「何?」
「黒い黒い漆黒の魔女グロリオーサ・・・・・・・」
 その単語が沈黙を招く。


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ジャヴュ・ドッペル

Author:ジャヴュ・ドッペル
えらいとこ見られた
こりゃあもう 百年目 じゃと思いました

あと、このブログは敬称略ですので悪しからず。

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